10Gbpsって結局1秒で何GBになるの?
byte(バイト)とbit(ビット)
最近のインターネット回線の
コンピューターの扱う情報の最小単位を「1bit(ビット)」として定め、それを元にデータ量などを表記できるようにしてます。
Gbps(Giga bit per second(ギガ ビット パー セカンド))はデータ通信の足を表す単位の一つです。
「1秒あたり何ギガビット」を表す単位になります。
byte(バイト)はコンピューターデータ量を表す単位のこと。
1byteはbitでも表記することができ、「1byte=8bit」と表すことができます。ん、なぜ8bitかは省きます。
これは、16Gbps(ギガビット/秒)は、16GB(ギガバイト)のデータを移すのに1秒というわけではないので、ビットをバイトに計算する必要があります。
bitをbyteに変換する計算
10Gbpsを例にすると、
10Gbpsは1秒間に10Gbit/秒の通信速度といっています。
1byte=8bitなので、10Gbpsを8で割ります。
結論 10Gbpsは、1.25GB(ギガバイト)となり「1秒間に1.25GBの通信速度」というのがわかります。
Gbps(ギガビット/秒) | GB(ギガバイト) |
---|---|
1Gbps | 0.125GB/秒(125MB/秒) |
10Gbps | 1.25GB/秒 |
20Gbps | 2.5GB/秒 |
32Gbps | 4GB/秒 |
40Gbps | 5GB/秒 |
64Gbps | 8GB/秒 |
120Gbps | 15GB/秒 |
ちなみに、USBとEthernetの転送レートを合わせると下記のようになります。(あくまで理論値、同じように比較するのが違うのですが、あえて対比してます)
USB | Gbps(ギガビット/秒) |
---|---|
USB4(Gen3x2:デュアルレーン) | 40Gbps |
USB4(Gen3x1:シングルレーン) | 20Gbps |
USB-3.2(Gen2x2) | 20Gbps |
USB3.2(Gen2) | 10Gbps |
USB3.2(Gen1) | 5Gbps |
規格 | 転送レート | 信号帯域幅 | 対応ケーブル |
---|---|---|---|
100BASE-TX | 100Mbps | 31.25MHz | CAT.5 |
1000BASE-T | 1Gbps | 62.5MHz | CAT.5 |
2.5GBASE-T | 2.5Gbps | 100MHz | CAT.5e |
5GBASE-T | 5Gbps | 200MHz | CAT.6 |
10GBASE-T | 10Gbps | 400MHz | CAT.6A/CAT.7 |
25GBASE-T | 25Gbps | 1,000MHz | CAT.8 |
40GBASE-T | 40Gbps | 1,600MHz | CAT.8 |
USB | Ethernet規格 | Gbps(ギガビット/秒) | GB(ギガバイト) |
---|---|---|---|
USB2.0 | – | 0.48Gbps(480Mbps) | 0.06GB/秒(60MB) |
– | CAT.5 | 1Gbps | 0.125GB/秒(125MB) |
– | CAT.5e | 2.5Gbps | 0.3125GB/秒(312.5MB) |
USB3.2(Gen1) | CAT.6 | 5bps | 0.625GB/秒 |
USB3.2(Gen2) | CAT6A/CAT.7 | 10Gbps | 1.25GB/秒 |
USB4(Gen3x1) USB-3.2(Gen2x2) |
– | 20Gbps | 2.5GB/秒 |
– | – | 32Gbps | 4GB/秒 |
USB4(Gen3x2) | CAT.8 | 40Gbps | 5GB/秒 |
– | – | 64Gbps | 8GB/秒 |
– | – | 120Gbps | 15GB/秒 |
少し前にUSB2.0とか使ってのを考えるともうびっくりですね。
参考までに2022年に開始した衛星インターネットのSTARLINKの公表値は50~200Mbps・アップロード速度は10~20Mbpsとのことです。
STARLINK Product Specifications